夜の散歩

球撞きしてたらママンがやってきて言うんだ。

「今日発泡スチロール出す日やからコレ公民館まで持っていってー」

こちとらスィングかけながらCOOLに球撞きしてんのに台無しだよね。
その量みて愕然。軽トラ一杯くらいあるじゃない。え？え？俺だけで行くの？

でも言いつけは守らないとね！持って行ってあげるよ！

悪い予感？心配するな兄弟。
今回は痛くないから大丈夫！オールオアナッシングってやつだ(違う)

せいぜい往復300mってとこなんだけど、5回も往復するともうへろへろさ。一回目に犬連れてったんだけど、こんな時間に散歩連れてったことなんてないもんだからもう興奮しちゃってさ。伸縮式リード一杯までダッシュ！ドカンとストップ、こっちに向かってダッシュ！
はしゃいじゃってかわいいよね～＾＾
でも最後まで同じ行動を繰り返されるとちょっと鈍器とか欲しくなってくるんだ。

まぁそのあとはなんとか一人でがんばったさ。
少なくとも１㌔くらいは歩いてるわけだからいくら僕がアスリートだからって言ってもさすがに冷たいものが欲しくなるよね。

ちょっと離れてるけど、公民館から見える距離に自動販売機があるからそこまでがんばろう。労働の後の冷たい飲み物って最高だよねΣｄ(・∀・)
　年寄りの冷や水って言うな

ふーらふら歩いてたら車が後ろからやってきたんだ。僕は当然歩道歩いてたから特に気にしてなかったんだけどね。
普通ならさ、歩いてると車ってすぐに追い越してっちゃうんだけど、その車は何かおかしい。止まるわけでもなし、追い越すわけでもなし、僕と同じような速度でついてくるんだ。

ははぁ～ん、この俺様を狩る気だな？
かかってこいよ、君らぐらいじゃ僕に触ることすら無理だろうけどね。

すると後ろでドアが開いて中から一人降りてこちらに向かって来た

うっわやべぇ、逃げる？

一瞬振り向いてすぐ早足で歩きだす俺。逃げるが勝ち、勝利こそすべてさ。
でも後ろから「おいちょっと」

あかん、やられる。
まぁ民家近いことは近いしいざとなったら大声で助け呼べば大丈夫。
情けない？ふふん、僕細かいこと気にしないんだ。

大声出す心積もりをしっかりして、悠々と振り向く。
さぁこいよ、触ったら大声出してやる(乙女チック)

男「にいさん、今何してたんかな」

俺「は？」

この「は？」の声がまた大きいこと大きいこと。

ここでひるんじゃいけない(もう十分弱ってますが)凛とした態度で
「発泡スチロール捨てに…(語尾がｱﾔｼｲ)」

男「ふ～ん…あぁ、ごみの日か。そんであんたどこの人？」
俺「そこの○○やけど」
男「ああ、○○さんね、息子さんか」

なんだこの会話…？こいつ何が聞きたいわけ？
油断かまして一気に来るつもりか！そこの車にまだ一人いるんだろ！
ライトが眩しかったが車を睨みつける俺。目で殺すってヤツだね。

一人運転席に乗ってるな…そこの…白黒の…ルーフに赤灯…







職務質問ｷﾀｺﾚ！！！！！１

あー、うん、そうだね、汗かいたから上着脱いで頭にひっかけて、手には発泡スチロール入れてたばかでけー袋、人通り少ない道を文字通りふらふら歩いてたらそりゃあ怪しいよね＾＾


飲み物買うつもりで出てたから財布持ってたんで、免許見せたらそれで開放されたよ＾＾
おまわりさんも大変だなぁ、がんばってくださいね！！



狩られなくて良かった；ω；


このあとまだ一山あったんだけどダメージがでかすぎるのでまた今度ね！


ちなみにここはラグナロクオンラインのblogです